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ギリシャ首相がウクライナへの資金提供に反対、「欧州に不利益」

ギリシャ首相がウクライナへの資金提供に反対、「欧州に不利益」

Sputnik 日本

自然災害に直面する欧州国民への支援を犠牲にしてまでウクライナに大幅な追加資金を割り振ることはできない。ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相がグラナダで開催されている非公式の欧州理事会終了後、記者団に語った。 2023年10月7日, Sputnik 日本

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理事会でミツォタキス首相は欧州連帯基金を強化するため、欧州の災害対策予算を少なくとも25億ユーロ（約3955億円）増額することを提案したという。首相は会合で、ウクライナに大幅な追加資金を提供しながら同時に欧州国民を支援することは不可能と主張した。欧州では自然災害に直面する国民向けの連帯基金が資金枯渇に直面しており、その予算は「ウクライナに提供している資金よりもはるかに少ない」とミツォタキス首相は不満を漏らした。ギリシャ中部のテッサリアでは9月初旬、大雨により洪水が起きていた。そこでギリシャ政府は被災者に対し、最大限の資金提供をしていた。ただし、自国による自助努力だけでは不十分とし、将来的な災害に備えるためにも連帯基金を25億ユーロ増額し、その予算を総額650億ユーロにすることを提案した。関連ニュース

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