三菱電機、防衛装備品の増産に220億円 岸田政権の防衛力強化に貢献

三菱電機 - Sputnik 日本, 1920, 25.10.2023
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日本の電機メーカー大手・三菱電機は25日、防衛装備品の増産に向け、国内3カ所の生産拠点に220億円を投資すると発表した。「日本政府の『防衛力整備計画』への貢献」に向けた措置だという。
発表によると、今回の投資の対象となるのは鎌倉製作所(神奈川県鎌倉市)と、同製作所郡山工場(福島県郡山市)、電子通信システム製作所(兵庫県尼崎市)の3カ所で、計8棟の新生産棟を建設する。
同社は今年春、防衛・宇宙事業を担う子会社を「三菱電機ディフェンス&スペーステクノロジーズ」に改称し、投資拡大や人員増強を発表していた。
岸田首相 - Sputnik 日本, 1920, 24.10.2023
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新生産拠点で製造される防衛装備の詳細は明らかにされていないが、同社は航空機や艦艇、地上配備型の各種レーダー、戦車の火器管制システム、航空機の電子機器などを製造している。また、同社は日英伊が3カ国で進める次期戦闘機の計画にも参加している。
岸田政権は「防衛力の抜本的強化」を進めており、今後5年間の防衛費を43兆円にする計画だ。防衛増税も時間の問題とみられているが、岸田首相は時期については「行財政改革を含めた財源調達の見通し、景気や賃上げの動向及びこれらに対する政府の対応を踏まえて判断する」と述べるにとどめている。
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