「ロシアキャンセル」政策は反文化的で人種差別主義的=プーチン大統領
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ロシアのプーチン大統領は17日、サンクトペテルブルクで開催中の「統一文化フォーラム」の総会に出席し、ロシア文化をキャンセルする試みがなされているが、キャンセル政策は本質的に新植民地主義的かつ反文化的であるため、うまくいっていないと述べた。
プーチン大統領のその他の発言
世界の緊張の主な原因の1つは、特定の勢力による文化的な特異性などへのクレームだ。
文化やスポーツという橋渡しがなければ紛争は解決できない。
文化の橋をも壊す人々は、浅薄で教養のない人間だ。
あらゆる禁止や制裁にもかかわらず、従来通り芸術には国境がない。
ガザ地区では現在恐ろしいことが起こっており、そこでは文化遺産を復元するための環境が今はない
ロシアはその価値観を共有し、多極世界を形成する用意のあるすべての人たちと協力する構えだ。
2014年までは、多くの人々と同じく、私もウクライナと紛争が起こるかもしれないとは考えてもいなかった。
人間社会において誰かの優位性を宣言することは容認できない。肉のように人々を一等級や二等級に分けてはならない。
スラブの文化は欧州および世界の文化の不可欠な部分だ。
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