ウクライナ反攻は失敗 ロシア軍がイニシアチブを完全掌握=プーチン大統領
2024年1月17日, 02:03 (更新: 2024年1月17日, 20:10)
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プーチン大統領は16日、自治体の首長との会合に臨んだ中で、ウクライナは反攻に失敗し、今やイニシアチブはロシア軍が完全に掌握していること、また今後、状況が変わらない場合、ウクライナの国家性は「取り返しのつかない打撃」を蒙ると語った。
プーチン大統領の声明 要点
ウクライナ軍は、ロシアの民間人を標的にすることで、前線での完敗から注意をそらそうとしている。
プーチン大統領はロシアの国境地帯に住む市民の勇気と団結力に感謝し、当局の市民らへの支援を確約した。
ロシア国民が結束し、経済発展を遂げようとは、ロシアを敵に回した者らは全く予想もしなかった。
プーチン大統領は、ロシアの民間人に多連装ロケット砲までをも用いる宇軍の攻撃を蛮行と非難。
宇軍がロシアの民間人を標的にするのは、スポンサーにロシアへの対抗能力の顕示が目的。
ロシアはこれからもこの先も、常に自国の国益を擁護。
ゼレンスキーの「平和の公式」は交渉プロセスにとって禁じ手。
ウクライナがロシアとの交渉を拒否しなければ、特別軍事作戦はとうの昔に終わっていたはずだ。
ロシア連邦の新地域での投票結果は、郵便投票による米国の選挙結果とは異なり、改ざんは不可能だ。