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【解説】プーチン大統領、国賓として訪中へ:今回の訪問で期待されること
【解説】プーチン大統領、国賓として訪中へ:今回の訪問で期待されること
Sputnik 日本
ロシア大統領府と中国外務省は14日、ほぼ同時に、ロシアのプーチン大統領が習近平国家主席の招きで5月16日から17日にかけて中国を公式訪問すると発表した。 2024年5月16日, Sputnik 日本
2024-05-16T03:16+0900
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プーチン大統領は訪中を前に新華社通信のインタビューに応じ、就任後最初の訪問国として中国を選んだ理由について、両国間の前例無きハイレベルな戦略的パートナーシップが決め手になったと強調した。なお、2023年3月、中国の習近平国家主席が再選後初の外遊先としてロシアを訪問したことも注目に値する。当時、習主席はロシアを最初の訪問先に選んだ理由について、「最大の隣国であり、戦略的協力パートナーである中露の関係は、歴史的論理に合致しているからだ」と説明した。議題は?中国外務省の王文斌報道官はブリーフィングで、プーチン大統領の訪中の間、両首脳は様々な分野での協力のほか、国際・地域問題について議論すると述べた。ロシアのユーリ・ウシャコフ大統領補佐官はその後、プーチン大統領の訪中の詳細を発表し、プーチン大統領と習主席はウクライナ、中東、アジア地域などの情勢について話し合うことを明らかにした。世界規模の影響は?ロシア中国友好・平和・発展委員会専門家会議のユーリ・タヴロフスキー議長がスプートニクに語ったところによると、プーチン大統領の中国訪問では大きな成果が期待できる。一連の文書への署名だけでなく、非公開での協議では重要な政治的決定や合意に至る可能性もあるという。同氏は、最近の両氏のほとんどすべての会談が世界的規模で成果をあげていると指摘した。タヴロフスキー氏によると、「世界の2大指導者」であるプーチン大統領と習主席は近い将来、上海協力機構(SCO)とBRICSの首脳会議で再び会う意向。なお、同氏は、今回のプーチン大統領の訪中では両首脳が腰を据えてじっくり話し合い、「時間を合わせ」、「軍事的な連携について合意する」ことができるとし、これはロシアと中国だけでなく、国際社会全体にとっても非常に重要だと強調した。両国の協力は、世界的な軍事衝突から世界を守るのに役立つという。
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【解説】プーチン大統領、国賓として訪中へ:今回の訪問で期待されること
2024年5月16日, 03:16 (更新: 2024年5月16日, 03:18) ロシア大統領府と中国外務省は14日、ほぼ同時に、ロシアのプーチン大統領が習近平国家主席の招きで5月16日から17日にかけて中国を公式訪問すると発表した。
プーチン大統領は訪中を前に新華社通信のインタビューに応じ、就任後最初の訪問国として中国を選んだ理由について、両国間の前例無きハイレベルな戦略的パートナーシップが決め手になったと強調した。なお、2023年3月、中国の習近平国家主席が再選後初の外遊先としてロシアを訪問したことも注目に値する。当時、習主席はロシアを最初の訪問先に選んだ理由について、「最大の隣国であり、戦略的協力パートナーである中露の関係は、歴史的論理に合致しているからだ」と説明した。
中国外務省の王文斌報道官はブリーフィングで、プーチン大統領の訪中の間、両首脳は様々な分野での協力のほか、国際・地域問題について議論すると述べた。ロシアのユーリ・ウシャコフ大統領補佐官はその後、プーチン大統領の訪中の詳細を発表し、プーチン大統領と習主席はウクライナ、中東、アジア地域などの情勢について話し合うことを明らかにした。
ロシア中国友好・平和・発展委員会専門家会議のユーリ・タヴロフスキー議長がスプートニクに語ったところによると、プーチン大統領の中国訪問では大きな成果が期待できる。一連の文書への署名だけでなく、非公開での協議では重要な政治的決定や合意に至る可能性もあるという。同氏は、最近の両氏のほとんどすべての会談が世界的規模で成果をあげていると指摘した。
タヴロフスキー氏によると、「世界の2大指導者」であるプーチン大統領と習主席は近い将来、上海協力機構(SCO)とBRICSの首脳会議で再び会う意向。なお、同氏は、今回のプーチン大統領の訪中では両首脳が腰を据えてじっくり話し合い、「時間を合わせ」、「軍事的な連携について合意する」ことができるとし、これはロシアと中国だけでなく、国際社会全体にとっても非常に重要だと強調した。両国の協力は、世界的な軍事衝突から世界を守るのに役立つという。