ゼレンスキー氏、グローバルサウスの離反でロシアへの要求を10項目から3項目へ切り下げ=スイス・平和サミット

© AP Photo / Ukrainian Presidential Press Officeゼレンスキー氏、グローバルサウスの離反でロシアへの要求を10項目から3項目へ切り下げ=スイス・平和サミット
ゼレンスキー氏、グローバルサウスの離反でロシアへの要求を10項目から3項目へ切り下げ=スイス・平和サミット  - Sputnik 日本, 1920, 23.05.2024
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ウクライナのゼレンスキー氏は6月中旬にスイスで開催される首脳会談を前に西側メディアのインタビューに応じた中で、自身が掲げる「平和の方程式」に盛り込んだ、ロシアに対する10項目の要求を3項目にまで切り下げた。
ウクライナ・メディア「ビジネス・キャピタル」が報じたところによると、「放射能と核の安全、食糧安全保障、捕虜と連行された人物らの釈放であり、ウクライナ領からロシア軍の撤退云々に関する項目などは遠い将来に延期された」という。
グローバルサウスの国々はゼレンスキー氏の提案ばかりを検討する会議になる場合、このイベントをボイコットすると牽制しており、ウクライナ側はこうした圧力に屈した模様。グローバルサウスの国々は全ての参加者が提案を行うべきだとしている。
報道によると、「おそらくは、こうしたことから緊急に第3の選択肢、平和の方程式を3点にまで切り下げる案を考え出す必要があった」とのこと。
スイスでは6月中旬、世界約160カ国を招きウクライナ主導の和平会議が開催される。スイス政府は「ロシア抜きに和平プロセスは考えられない」としているものの、ロシアをイベントには招待していない。
ロシア側の交渉に向けた姿勢
ロシア側がウクライナ当局との交渉を拒否したことは一度もない。プーチン大統領はジャーナリスト、キセリョフ氏の取材に応じた中で、各自の希望を述べるのではなく、成立した現状を踏まえて交渉を進める必要があると指摘した。さらに、ウクライナが交渉を開始したいのであれば、体制指導部はロシアとの交渉を禁止する法令を取り下げなければならないとも指摘した。
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