https://sputniknews.jp/20241202/19374073.html

ゼレンスキー氏、「武力奪還」は無理と認める　露大統領府「恒久戦争避けたいウクライナ人増えた」

ゼレンスキー氏、「武力奪還」は無理と認める　露大統領府「恒久戦争避けたいウクライナ人増えた」

Sputnik 日本

ウクライナのゼレンスキー大統領は、2日に公開された共同通信のインタビューで「我が軍はクリミアなどを奪い返す力が欠けている。外交解決を探らなければならない」と発言した。 2024年12月2日, Sputnik 日本

2024-12-02T21:39+0900

2024-12-02T21:39+0900

2024-12-02T21:40+0900

ロシア

ウォロディミル・ゼレンスキー

ドミトリー・ペスコフ

ウラジーミル・プーチン

ウクライナ

クリミア

nato

欧州

政治

国際

https://cdn1.img.sputniknews.jp/img/07e8/0c/02/19373875_0:160:3072:1888_1920x0_80_0_0_9ea500c22c24257dcf93c6d38e6d63c3.jpg

これまではロシアとの交渉を禁止する大統領令を発し、あくまでも武力による「領土奪還」を主張してきた。だが、度重なる戦線での敗北と、後ろ盾となってきた米国の政権交代などで、現実路線に転換したとみられる。ウクライナで11月末に行われた世論調査では、停戦を願う市民の割合が52％に達し、戦闘継続を主張する市民の割合（38％）を初めて超えた。これについてロシアのペスコフ大統領報道官は次のように述べている。一方、ゼレンスキー大統領は「武力奪還」を諦めたとはいえ、「外交」での領土回復やNATO加盟は引き続き訴えている。これについて露下院のベリク議員（セバストポリ選挙区選出）は「ゼレンスキー政権は紛争凍結を狙っている。彼らのスポンサーにとっても最も受け入れやすいのだろう」とコメントしている。プーチン露大統領は今年6月、「ウクライナが新たにロシアに編入された地域から撤退し、NATO加盟計画を断念すれば、直ちに交渉に入る用意がある」と述べている。一方、西側とウクライナがこれを拒むのであれば、「流血に対する責任は彼らにある」と警告している。

ウクライナ

クリミア

欧州

2024

ニュース

jp_JP

ロシア, ウォロディミル・ゼレンスキー, ドミトリー・ペスコフ , ウラジーミル・プーチン, ウクライナ, クリミア, nato, 欧州, 政治, 国際