秋田県知事、プーチン氏贈呈の猫死で会見 露日交流の復活願う

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秋田県知事、プーチン氏贈呈の猫死で会見 露日交流の復活願う - Sputnik 日本, 1920, 09.12.2024
サイン
秋田県の佐竹敬久知事は9日、ロシアのプーチン大統領から贈呈されたシベリア猫の「ミール(ロシア語で平和の意)」が3日に病死したことを受けた臨時会見を開いた。

「なんとなく家の中が穴が空いたよう。毎日ミール君は朝起きて居間に来る。それがなくなり、家族も寂しい思いをしている」

佐竹知事によると、ミールは春頃までは元気だったがその後体調不良に。ガンの一種である消化器系リンパ腫で、6月から抗がん剤治療を行っていた。10月頃まで小康状態が続いた後、容態が悪化。今月3日早朝に佐竹知事や家族に看取られながら、静かに息を引き取ったという。
また、佐竹知事は「ロシアとの関係は今こういう状態だが、ミール君の名前の通り平和に、ウクライナ問題が収まってほしい」とも述べた。

「元々、秋田とロシアのウラジオストク、ハバロフスクは友好協定を結び、色んな交流がある。またロシアとの交流が復活できるような平和な状態になってほしい」

2011年の東日本大震災の際、ロシアからの支援への感謝の印に、佐竹知事がプーチン大統領に秋田犬の「ゆめ」を贈呈。そのお返しとして2013年、プーチン大統領がミールを送っていた。
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