米国版「アイアンドーム」 大統領令に署名

© 写真 : Public domain / Official White House Photo by Shealah Craighead米国版「アイアンドーム」 大統領令に署名
米国版「アイアンドーム」 大統領令に署名 - Sputnik 日本, 1920, 28.01.2025
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米国のドナルド・トランプ大統領は、同国版の防空システム「アイアンドーム」の構築を進める大統領令に署名した。ブースト段階のミサイルに大気圏外で対処するため、宇宙空間への迎撃システム配備も計画されている。
国防総省は60日以内に新システム計画の草案を提出する。トランプ氏はこれまでに「現代の大陸間弾道ミサイル、極超音速ミサイル、巡航ミサイルは米国にとって最も壊滅的な脅威だ」と表明していた。
アイアンドームはイスラエルの防空システム。迎撃率は高いとされるが、2023年のハマスによる数千発ともいわれるロケット弾の飽和攻撃では、完全には対応できなかった。
極超音速兵器の開発でロシアや中国に遅れをとる米国は、対抗手段の開発を急いでいる。ロシアのプーチン大統領はこれまでに、露新型中距離ミサイル「オレシュニク」について、「迎撃できる手段は今日、世界に存在しない」と述べていた。
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