プーチン大統領が新たな発言 ゼレンスキー氏、ウクライナ、米国について
2025年2月25日, 08:24 (更新: 2025年2月25日, 17:51)
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プーチン大統領は24日、ゼレンスキー氏、ウクライナ、米国について、テレビ局「ロシア1」のザルービン記者からの取材に答えた。
主な発言
ゼレンスキー氏はウクライナ軍および社会全体にとって有害な人物になりつつあり、ロシアとの交渉を禁じたことで、自らを窮地に追い込んだ。彼はウクライナ軍および社会を崩壊させる要因となっている。
ゼレンスキー氏がウクライナ大統領選挙で勝つ可能性はゼロ。ロシアのデータによれば、彼の支持率はザルジニー前総司令官の半分低い。
ロシアはできるだけ早くウクライナでの和平を実現したいと望んでいるが、ゼレンスキー氏はこの目標の邪魔をしている。
ウクライナでは、国民の信頼を得られる人物が権力を握る必要がある。
ロシアはウクライナの独立維持に何も反対していないが、その領土をロシアにとっての敵対的な拠点としてはならない。
ウクライナに関する交渉プロセスには欧州の参加が求められる。
米・ウクライナ間の地下資源に関する合意は、ロシアとは何の関係もない。ウクライナのレアアース資源については、まだ評価が必要。
トランプ氏はウクライナの政治情勢を改善したいと考えている。彼は特に臆することもなく、率直に行動している。
ウクライナ情勢に関して、欧州の指導者たちとは異なり、トランプ氏には自由な裁量がある。
ロシアと米国は軍備を50%削減することで合意できるだろうし、中国がこれに加わることもあり得る。ロシアと米国の軍事費を削減するというトランプ氏の提案は良いものだ。
ロシアは米国へのアルミニウム輸出を再開する用意があり、200万トンを販売できる。これは価格の安定に効果があり、両国がアルミニウムの生産で協力することも考えられる。
ロシアと米国の企業は今日、共同プロジェクトについて話し合っている。