非婚同居は正式な婚姻と同じ? ロシア人の夫婦観が調査

婚姻登録をしない状態での5年以上の共同生活、ないしは共通の子どもがいる状態での2年以上の非婚同居を正式な婚姻と同等に扱うという法案が、1月末、ロシア下院(国家会議)には提出された。この発案は社会に広範な論議を呼んだため、国内の社会学者らは非婚同居と子どもに対し、国民がどういった姿勢をとっているか、調査に乗り出した。
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全ロシア世論調査センターの実施した調査で、ロシア国民の大半(71%)が子どもの誕生前に正式な婚姻を行うほうがいいと考えている一方で、非婚同居を正式な婚姻と同等に認めるかについては、意見が分かれた。

「今日はどうだった?」日本と各国の人の返答
ロシア国民の56%が同棲を婚姻と同等とみなしている。こうした見方に賛同しているのは年齢、性別の如何を問わない。逆に同棲を婚姻とは見なさないと回答したのは全体の37%だった。

これ以外に、ロシア国民の46%が男女が婚姻届けを出さずに共同生活を送る形を十分に受け入れ可能だと考えていることがわかった。

社会学者らは、こうした傾向が将来さらに浸透すると予測できる根拠として、18歳から24歳の年齢層の中で非婚同居を認める割合が59%にも達していることを挙げている。一方で回答者の45%が非婚同居をよしとはしておらず、この傾向は特に60歳以上の市民で55%と多くみられている。

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