露ルーブル上昇 OPECの増産合意が原因か

22日、露ルーブル相場が著しく上昇した。対米ドルで63ルーブル、対ユーロでは73.27ルーブルの値を付けた。
この記事をSputnikで読む

スプートニク日本

露メタルインヴェストバンクのセルゲイ・ロマンチュク氏は、原油価格の上昇、ドル安、リスク回避などが相場に影響を及ぼす要因であるとしている。

ロシア当局はルーブル強化に関心はないーロシア財務省
ブレント原油は、モスクワ時間16時20分の時点で1バレル75.25米ドル、17時30分の時点で74.12米ドルの値を付けた。

BCSフィナンシャルグループのウラジーミル・ティホミロフ氏は、「石油輸出国機構(OPEC)の日量100万バレルの増産合意がルーブルを安定させた。最近はOPECで合意がなされるのかが不明瞭であったことで、ルーブル相場はボラティリティの高まりを見せた。今後予定されているウラジーミル・プーチン露大統領と、ドナルド・トランプ米大統領の首脳会談もルーブル相場に影響を及ぼす一因となるだろう」と述べた。

関連ニュース

2年間で最大の下落 トランプ氏の制裁はどうロシア市場に影響したか

ロシア下院議員、クリプトルーブルの展望を語る

コメント