トランプ大統領補佐官ら、プーチン大統領との会談でトランプ大統領が譲歩する可能性を警戒 新聞報道

16日にヘルシンキで行われるロシアのプーチン大統領との首脳会談でトランプ米大統領が、クリミアやウクライナといった問題に関して立場を放棄する可能性があるとして、トランプ大統領の補佐官らと米国の同盟諸国が警戒している。6日、ワシントン・ポスト紙が伝えた。
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同紙は、「トランプ大統領と電話で数回にわたって話をしたことがあるプーチン大統領が、トランプ大統領の経験のなさと、議論されている諸問題を詳細にはトランプ大統領が理解していないことを利用する可能性があると、ホワイトハウスの一部公人が警戒している」と指摘。

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また同紙は、トランプ大統領が、カナダのトルドー首相や英国のメイ首相、ドイツのメルケル首相といった世界の他の首脳との話合いでは「時に無礼で挑戦的に振る舞い」、「話の途中で首脳らを遮ることがある」が、「プーチン大統領」に対しては「より穏やかな接し方を示し、プーチン大統領は信用できる人物だとの態度をしばしばとっている」としている。

同紙は、「プーチン大統領とは親しくなれると、トランプ大統領は考えている。それがなぜか、私は知らない」とのマクマスター元米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の言葉を伝えている。

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