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学者らによると、発見された恐竜骨格はユニークなものだ。
学者らは長い間、竜脚下目の祖先はそのサイズが体重1~10キロ、長さ1メートルとかなり小さかったものの、約2億1千万年前には最大の絶滅爬虫類になったと考えていた。
竜脚下目の祖先が大きなサイズに達し始めたのは、およそ1億8千万~1億5500万年前になってからで、その最も顕著な例がディプロドクスだと学者らは考えている。
ところが、アルゼンチンのサンフアン大学の古生物学者らによって発見された、高さ約10メートル、質量10トン近くの大型恐竜の遺骸は、「巨人たちの時代」が始まった時期が、考えられていたよりもはるかに早い、およそ2億1500万年前だったことを証明している。このことは、土壌と複数の骨の分析によって立証されている。
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