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バンドン工科大学は、2050年までに水没するのはジャカルタの北の地域の95%のみとみている。過去10年だけでも海面は2メートル半上昇しているほか、複数の地区では毎年25センチずつ上がっている。
ジャカルタが沈下しているのはジャワ海に隣接する沼地に建てられたこと、都市に13本もの川が流れていることが原因。頻繁に洪水が起こるのもうなずける。
ビル建設も状況を悪化させている。これだけのリスクがあるにもかかわらず、高価な多層階のマンション建設が止むことはない。
インドネシア政府はジャカルタを32キロにわたって海の水から守る防水の堤を築き、17の人工島を設ければ、水没の危機から逃れることができるとの見解を示している。このプロジェクトは総額4百億ドル。韓国、オランダ領政府の支援で実現化が図られている。
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