今や女性艦長だけじゃない 日本自衛隊に女性戦闘機パイロットが誕生【写真】

日本の航空自衛隊所属の松島美紗さん(26)が女性では日本で初めて戦闘機を操縦するライセンスを取得した。松島さんは航空自衛隊の2等空尉。航空自衛隊は1993年から女性採用に踏み切っていたが、戦闘機パイロットになる道だけは依然として女性には閉ざされていた。これが解禁となったのはつい3年間の2015年。
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松島さんは、宮崎県の航空自衛隊の新田原基地で他の3人の女性とともに、男性と同等レベルにたってF-15 戦闘機の飛行訓練を受けてきた。松島さんは戦闘機パイロットになった動機について、米俳優トム・クルーズが主役を演じるフィルム『トップガン』を見て、憧れたと語っている。松島さんはライセンス取得のお祝いを受けると、「私が一期生としてこの道を開いていくことで、皆様の期待に応えられるようにと、これまで支えてくださった方々への恩返しができるように、早く男性と変わらない1人前のパイロットになれるように頑張りたいと思います」と返答した。

現代の突出した日本人女性【写真】
日本では2016年にも東 良子氏(現在、44)が日本初の女性艦長となり、話題を呼んだ。東さんは今年3月には女性初の護衛隊司令となっている。横須賀基地での着任式はヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」を前に行われた。

東良子1等海佐(44)=金沢市出身=が6日、横須賀基地(神奈川県横須賀市)の第1護衛隊司令に着任した。横浜市磯子区の工場で修理している同隊のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」を前に、報道陣の取材に「非常に身の引き締まる思い。与えられた職責に集中していく」と述べた。 いずも艦内であった着任式では乗組員らに訓示した。第1護衛隊司令は、いずもを含め計4隻の護衛艦、約千人の隊員を指揮下に置く。

防衛省の発表では、2017年度に自衛隊に入隊した女性数は1万3千人。これは自衛隊員全体の5.7%に相当する。防衛省は2017年度以降の自衛官の採用で、女性が占める割合を全体の10%以上とし、30年を目標に在職女性自衛官の割合を現在の5.7%(約1万3000人)から9%(約2万人)以上に引き上げることを決めている。

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