宇宙への出張費はおいくら? ISS滞在クルーが打ち明ける

ロシアのオレグ・アルテミエフ宇宙飛行士は、国際宇宙ステーション(ISS)のクルーに支給される出張費や、その使い道について明かした。
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アルテミエフ飛行士はリアノーボスチ通信のポドキャスト「これをどうしてる?」に出演した中で、「ロシア人飛行士は1日400ドルの手当てがでるけれど、これは飛んでいるときだけでね」と打ち明け、米国人クルーの「飛行出張」手当はわずか5ドルであるものの、地球上で受け取るサラリーはロシアより高いと説明している。

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アルテミエフ飛行士は、「もうソ連時代みたいに、向こうに飛んだら車だ、アパートだ、セカンドハウスだのと支給されることはないよ。買うのはみんな自分で買わないと。そりゃ、最初の飛行から貯金できるというわけにはいかないさ。ちょうど今、物件を探し中でね。一番いいアパートっていうのはうちの奥さんが太鼓判押す家のことだよ」と語っている。

アルテミエフ飛行士は2度の国際宇宙ステーション滞在を経験している。2度目は2018年3月23日から10月4日までの半年強滞在した。

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