英国史上最長在位の女王、そしてイギリス連邦の君主 エリザベス2世の生涯の興味深い10の事実

興味深いことに英国では女王の誕生日を2回お祝いする。4月21日にエリザベス2世は家族に囲まれてお祝いし、さらに6月の気候の良い日を選んでロンドン市内を馬車でまわり、国民から祝福を受けるのが恒例となっている。さらにおもしろいことに、イギリス連邦の国々は、女王の誕生日をさまざまな日に制定しており、例えばオーストラリアでは、エリザベス2世を祝う公式のセレモニーを、本日6月10日に行う。今年エリザベス2世は93歳を迎える。スプートニクはみなさんに、英国女王の生涯から興味深い10の事実をご紹介します。
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1.エリザベス2世は、優れた英国人家庭教師から最高の教育を受けた。エリザベス2世は、未来の君主としての準備を行いながら、イータン・カレッジの副学長の指導のもとで憲法の歴史や法律を学び、また、カンタベリー大主教から宗教について教授を受けた。

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2.1945年、第2次世界大戦時に、エリザベス2世は女性部隊である補助地方義勇軍に入隊した。彼女は軍事には参加しなかったが、1日中勤務し、整備工の技術や自動車の運転を学んだ。それより以前の1940年、当時14歳のエリザベス2世はラジオに出演し、戦時のきびしい状況を耐え忍ぶ王国の児童らを励ました。

3.エリザベス2世が将来の夫となるエディンバラ公フィリップ王配とはじめて出会ったのは、女王が8歳で、フィリップ王配が14歳の時。その5年後、13歳になったエリザベス2世はフィリップ王配と恋に落ちた。フィリップ王配は戦時中、英国海軍に従事していたため、ふたりは年に1度くらいしか会うことができなかった。1947年、エリザベス2世が21歳になった時、若い2人はついに結婚にこぎつけた。

4.英国の女王はパスポートや運転免許証、車のナンバープレートを必要としない唯一の人物。エリザベス2世は現役のドライバーで大の運転好き。

5.エリザベス2世は子どもの頃から犬が大好き。一番のお気に入りは忠実で優しい性格のウェルシュ・コーギー・ペンブローク。エリザベス2世は18歳の誕生日にはじめてコーギー犬をプレゼントされて以来、同じ犬種の犬を30匹飼ってきた。

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6.1324年に制定された法律にもとづき、エリザベス2世は、英国の水域内のすべてのイルカとクジラを所有している。エリザベス2世には、よく動物が贈り物として贈呈される。またエリザベス2世は、たとえば象やアルダブラゾウガメ、ワニ、ジャガーといったとても珍しい動物を、ロンドン動物園に寄贈している。

7.エリザベス2世には4人の子どもと8人の孫、8人のひ孫がいる他、世界各国に30人の代子がいる。エリザベス2世は270におよぶ公式の国家訪問を含めない場合、これまで115カ国以上を訪問した。

8.過去30年来、エリザベス2世は使用するネイルを変えていない。お気に入りは、エッシー社の淡いピンク色のネイル「バレー・スニッパーズ」。また、洋服はかならず英国製を身に付け、明るい色を好む。喪に服す際は作法にしたがい、黒い服をしか着用しない。

9.エリザベス2世のハンドバックは、単なるおしゃれのアイテムではない。ハンドバックを使い、女王は召使に合図を送っている。たとえば、緊急に催し物から離れる必要が生じたときはテーブルの上にハンドバックを置く。

 10.親戚の証言によると、エリザベス2世は毎日夕食の前に、デュボネとジンのカクテルをグラス1杯飲み、また夜は、ドライマティーニ少々とグラス1杯のシャンパンを楽しむ。

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