フィギュア特集

「真っ暗闇と同じでした」 メドベージェワ 五輪後の困難な時期を明かす

ロシア人フィギュアのエフゲニア・メドベージェワはメキシコで開催されたスケート教室で、自分が時折直面しているメンタルな問題について語った。メドベージェワは2018年の平昌五輪後に味わった苦しさから、変化の必要を感じたものの、この先に成功するかどうかは確信が持てなかったと明かしている。
この記事をSputnikで読む

「生活を変える必要がありました。これは本当に辛い決定だった。真っ暗闇にいるのと同じ心境で、次の週にはどうなっているか、わからない状態だったのです。カナダに移住するのがいいことなのか、ブライアン(オーサー氏)とのトレーニングが私にあっているのか、どこに住むことになるのか、わかりませんでした。それに怪我の後で5か月近く滑ることができなかったでしょう。これは長い。」

メドベージェワはまた、心理的なバリアからミスをするのが怖かったとも告白している。

フィギュアはスポーツからショービジネスへ コーチ以外に、選手を支える心理カウンセラーが必要な理由
「正直いって私の生活の中で大きな位置を占めているのは心の健康です。私にはこの問題が起きることがよくあります。公衆の面前で明かそうとは思いませんが、私にはこういう問題があります。他のスポーツ選手の多くもそうですが、私も時々『できなかったらどうしよう。転倒したらどうしよう』と思います。これは全く不健康な話です。」


今シーズン、メドベージェワはグランプリシリーズのファイナルには勝ち残れなかった。12月のロシア選手権でスケート靴が破損し、ショートプログラムの後、棄権した。このために世界選手権、欧州選手権への出場権を勝ち取るチャンスを破棄することになった。


このほかのフィギュアスケートに関するニュース、写真、インタビュー等はスプートニクの特設ページをご覧ください。

コメント