ロシア政府が発表したプレスリリースによれば、イランからの入国規制措置は3月7日から実施される。
また、ロシア内務省、およびその管轄組織は就学、就業、観光目的で訪露するイラン出身の外国籍者、および無国籍者によるビザ申請の書類受付、作成、発給手続きを同日から停止することを明らかにした。同様に、上記の外国人を就労目的で招へいすることも認めない措置をとった。
ロシア外務省も同じくイランに滞在、または居住する外国籍者を対象に、ビザ申請用の書類受付、およびビザ発給手続きを停止する。
ロシア側はこれらの措置が特殊な事態を踏まえたもので、一時的な対応であることをイラン側に通達している。
さらにロシア大手の航空会社「アエロフロート」は新型コロナウイルスの感染拡大による需要低迷を受けて中国、韓国、ベトナム、イタリアの運行本数を一時的に引き下げることを公式サイトで発表した。