ロシアがイランに入国規制 感染拡大地域の運航本数も引き下げ

ロシア政府は就学、就業、観光目的でイランからロシアを訪れる外国籍者、および無国籍者の入国を一時的に制限する措置をとった。ロシア政府のプレスリリースで明らかになった。また、アエロフロート航空は感染拡大が進む国の運行本数を引き下げることとした。
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ロシア政府が発表したプレスリリースによれば、イランからの入国規制措置は3月7日から実施される。

韓国、日本への対抗措置としてビザ免除を停止へ

また、ロシア内務省、およびその管轄組織は就学、就業、観光目的で訪露するイラン出身の外国籍者、および無国籍者によるビザ申請の書類受付、作成、発給手続きを同日から停止することを明らかにした。同様に、上記の外国人を就労目的で招へいすることも認めない措置をとった。

ロシア外務省も同じくイランに滞在、または居住する外国籍者を対象に、ビザ申請用の書類受付、およびビザ発給手続きを停止する。

ロシア側はこれらの措置が特殊な事態を踏まえたもので、一時的な対応であることをイラン側に通達している。

さらにロシア大手の航空会社「アエロフロート」は新型コロナウイルスの感染拡大による需要低迷を受けて中国韓国、ベトナム、イタリアの運行本数を一時的に引き下げることを公式サイトで発表した。

モスクワで新型コロナウイルスへの警戒レベル引き上げ

中国の新型コロナウイルス

中国当局は12月末、武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。

専門家らは、暫定的に新型コロナウイルス2019-nCoVが疾患の原因と判断した。

WHOが新型肺炎に感染するリスクを軽減する方法を公開している。

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