新型コロナウイルス

フィリピン、受刑者1万5000人以上を釈放 新型コロナで

フィリピンでは新型コロナウイルスを巡る状況を背景に3月17日から6月22日までに1万5000人以上の受刑者が釈放された。フィリピン・スター紙がフィリピン内務省や地方自治体を引用して報じた。
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同紙によると、釈放されたのは計1万5 322人の受刑者で、そのほとんどは「高齢者および軽犯罪者または保釈が認められる犯罪をした者」。

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フィリピンの刑務所は過密状態で、ソーシャルディスタンス(社会的距離)や衛生規則を遵守することが事実上、不可能だという。

フィリピンの刑務所管理局(BJMP)が管理する刑務所では7月2日の時点で受刑者783人、職員135人の感染が確認されている。

フィリピン・スター紙がフィリピン保健省を引用して報じたところによると、同国の新型コロナ感染者数は3万8805人、死者数は1274人、回復した人の数は1万600人以上。

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