新型コロナウイルス

母乳から新型コロナウイルスの抗体が検出

新型コロナウイルスに以前感染した母親の母乳から抗体が検出された。ロシアのイズベスチヤ紙が、北京理工大学の研究者の研究論文と、米カリフォルニア大学マーセド校とマウントサイナイ医科大学(米ニューヨーク市)との共同研究による査定前論文を引用し、報じている。
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北京理工大学の研究者らは6月、母乳から抗体を検出した研究論文を発表。パンデミック時にも母乳育児は有益であると結論づけた。

2、3ヶ月間で新型コロナの抗体量が20分の1に 研究で明らかに
米国の共同研究グループは、何千人もの母乳育児中の母親のデータをもとに調査を行った。そのデータの中で、350人の母親が新型コロナウイルスに以前感染していたことがわかった。

そこで研究者らは、発症してから14~30日後に採取した母乳のサンプルを分析し、その結果、母乳サンプルの90%にIgA抗体が含まれていることがわかった。

IgA抗体は胃液で消化された後も消化管内で生き残るため、赤ちゃんを新型コロナウイルス感染から守ることができる。

研究者らは、新型コロナ治療に抗体入りの精製された母乳を使用することを提案。さらに経口投与の場合、抗体は体内に特に浸透しやすいと指摘している。

研究者らは「IgA抗体には新型コロナウイルス治療に大きな可能性を秘められている」と指摘。しかしこの治療法の実施には問題はある。研究者らよると、この方法ではコストは非常に高くついてしまう。

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