これはレバノン軍広報部が報告したもので、報告書には「8月14日から22日の期間に、塩酸の入ったコンテナ25個、その他の危険物質が入ったコンテナ54個が見つかった」と記されている。いずれも危険物質で、流出した場合は大きな被害が発生していたと見られている。
ベイルートの港湾地区で大爆発が発生し、これにより数百軒の建物が全壊または半壊し、自動車が破壊されたほか、市内の多数の地区で建物のガラスが割れる被害が出た。
当局によれば、爆発の原因は2014年に税関が没収し、倉庫に保管されたまま放置されていた硝酸アンモニウム2750トン。死者は170人を超え、ベイルートは被災地区に認定された。
後日、反体制集会が行われ、ハッサン・ディアブ首相は内閣総辞職を余儀なくされた。
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