フィギュア特集

ヤグディン氏「オーサー氏の指導は優しすぎた」 メドベージェワ選手、トゥトベリーゼ氏との師弟関係復活 

平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ選手(20)がエテリ・トゥトベリーゼコーチのもとに戻ったことについて、フィギュアスケート功労スポーツマスターのアレクセイ・ヤグディン氏(ロシア)がコメントを寄せた。
この記事をSputnikで読む

「メドベージェワ選手は精神的に衰弱している」=トゥトベリーゼ・コーチ
17日、スポーツエクスプレス紙はヤグディン氏のコメントを掲載。同氏は、メドベージェワ選手を約2年にわたり指導したカナダのブライアン・オーサー氏について、その指導方法は北米流で優しすぎたと言い切った。メドベージェワ選手には多くのロシア選手と同じく、厳しいルールが必要であり、まさにそれがトゥトベリーゼ氏との師弟関係復活の理由であろうと語った。

「思うに、ロシア人は心にロマンを抱えている。このロマン主義が時として怠惰を生んでしまう。私たちのようなロマン主義者には厳しいルールが必要。ロシアには、つつかれなければやらない、といったような格言がたくさんある。エテリはジェーニャ(メドベージェワ選手)にパワーを充電できる人であり、今もそうなのだろう。」

ヤグディン氏は、メドベージェワ選手は自立した強い個性の持ち主であり、ファイターだとしたうえで、師弟関係の復活が彼女のキャリアの弾みになるよう期待を表した。

メドベージェワ選手は16日、2018年に離れた古巣のトゥトベリーゼ・グループに復帰した。同選手はこの間の2シーズンをカナダで過ごし、ブライアン・オーサー氏の元でトレーニングを受けていた。


このほかのフィギュアスケートに関するニュース、写真、インタビュー等はスプートニクの特設ページをご覧ください。

コメント