米大統領、カリフォルニア州山火事への援助要請を承認

米国のドナルド・トランプ大統領は、カリフォルニア州で発生した山火事に対する資金援助の要請を承認した。ニューヨーク・タイムズ紙が、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事の発表として伝えた。
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先にCNNテレビは、カリフォルニア州知事非常事態部局のブライアン・ファーガソン長官が明らかにした情報として、9月にニューサム知事が大統領に資金援助を要請したが、大統領はこれを却下したと報じていた。

山火事続くカリフォルニア 満月が真っ赤に染まる

ニューサム知事は、書簡の中で、山火事によるインフラの損害が2億2900万ドル(およそ241億円)を超えたとして、政府からの援助を申し出ていた。大統領に援助を却下された後、ニューサム知事は州として不服申し立てを行う意向だとしていたが、その後、トランプ大統領がこれを承認したことを明らかにした。

カリフォルニア州では2020年に入ってから8500件を超える山火事が発生しており、1万6000平方メートル以上が延焼。これにより31人が死亡、9000棟以上の建物が焼け落ちた。山火事のほとんどは8月半ば以降に発生している。

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