新型コロナウイルス

自己隔離期間に高騰した企業株価が崩壊 ファイザー社の新型コロナ用ワクチン実験成功の報道から

ファイザー社とバイオエヌテック社が共同開発していた新型コロナウイルス用の米国ワクチンの実験が成功したとするニュースが、ネットフリックスやズームなど自己隔離期間に高騰を示した企業株価が急激に下落した。CNNがその原因について報じた。
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新型コロナ用ワクチンの実験成功を背景に米国の規制当局がその使用を許可する可能性があるという報道がされた後、自己隔離期間に繁栄した企業株価が急激な下落を示した。

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CNNは、投資家は、インターネットでの勤務やドラマシリーズの視聴、またオンラインショッピングなどをして、ユーザーらが自宅で過ごす時間が少なくなることを感じていると強調する。

そのほか、ビデオ会議サービスのズームの株価は17.37%下落し、運動器具メーカーのPeloton社は20.29%、消毒用ナプキンメーカーのクロロックス社は10.62%、またネットフリックス社は8.59%の下落となった。

一方で原油価格はワクチンのニュースを背景に8%の急騰を見せた。

ビオンテック社は、同社がファイザー社と共同開発中のワクチンが臨床試験で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防に90%以上の有効性を示し、11月にも米国でワクチンの承認申請を提出する可能性があると発表した。

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