新型コロナウイルス

ドイツで初 コロナワクチン拒否で解雇=ビルド紙

ドイツでコロナウイルスワクチン接種を拒否したとして、医療施設従事者数名が解雇された。ビルド紙が報じている。
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看護センターのレネ・ウィルマー所長とその妻はコロナワクチン接種を受け、職員にもそれに続くよう呼びかけた。ところが職員のうち3人が接種を拒否、4人が決めかねているという状況に。ウィルマー所長は職員らと会話を重ね、ワクチン接種の資料も配布。最終的に2日の猶予を与え、職員はその間に決めるということになった。

ドイツ、ワクチン接種件数が1日で6万件に到達
猶予期間が終わり、職員が同意しなかったため、解雇という判断がくだされた。ウィルマー所長は職員が敬意を示さず、所長の話を聞かなかった、ワクチン接種を真っ向から拒否した者もいると話している。

解雇された女性職員は「私はワクチン反対派ではない。さらに考える時間が欲しかっただけ。このようなプライベートな問題に期間を設定されるとしたら悔しい」と語る。ウィルマー所長を法的に訴える構えだ。

ビルド紙はまた、ウィルマー所長にはワクチン反対派から脅迫が届いており、殺害をほのめかすものもあると伝えている。

ドイツでは12月27日から米ファイザー・独バイオエヌテック共同開発ワクチン、米モデルナ製ワクチンによる集団接種が行われている。


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