救急で病院に運び込まれた患者には「眼底と脳に達した刺し傷」が確認され、外科手術が行なわれた。当病院によれば、手術は最新の医療機器を使い「細心の注意を払った」措置が行なわれた。
発表では、「ボールペンは脳のもっとも重要な血管と幹部から1ミリのところまで達し、それらに損傷がなかったのは奇跡としかいえない。措置を行なうためには最大限の注意が求められ、医師の高度な技術が必要とされた」と指摘された。
手術後、患者はCT検査によって状況が確認され、集中治療が行なわれたが、しかし、残念ながら息をひきとった。発表によれば、患者は同市の拘置所に収容されていたが、錯乱状態となり目にペンを突き刺したとされる。
この間、中国在住の女性の肺から40年前に飲み込んだボールペンのキャップが発見されたと報じられた。