米国、ロシアの「黙示録兵器」を恐れる

ポピュラーメカニクス誌は、ロシアは核弾頭が搭載可能な恐ろしい「黙示録魚雷ポセイドン」のテストを続けていると報じた。同誌によると、ロシアの水中無人機「ポセイドン」は、ほぼ無限の航続距離を持ち、米国沿岸部の標的にすばやく接近することができる。魚雷のテストは今年も続けられており、10年以内に配備が行われる計画だという。
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当初、「ポセイドン」は、巨大な魚雷、あるいは大型の無人潜水艦とさえ言われていた。専門家らによると、「ポセイドン」は太平洋や大西洋を自立航行し、核装置を運ぶことができる。その高速移動は、探知を困難にするという。

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その後、「ポセイドン」は、有名な水素爆弾「ツァーリ・ボンバ」の2倍の100メガトンの熱核弾頭が搭載可能であることがわかった。海岸近くで爆発した場合には津波を引き起こし、近くの都市は放射性水で水浸しになるとみられる。最新の評価によると、弾頭の威力はわずか2メガトンだが、沿岸の標的に深刻な損害を与えることができる。

ポピュラーメカニクスは記事の中で、評論家たちは「ポセイドン」について、作り話であり、はったりだとして何度も嘲笑したが、「ロシアがこの黙示録兵器の実動に真剣に取り組んでいることが今や明らかとなった」と指摘している。


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