露外務省がチェコ政府の「破壊的行動」を批判、「然るべく対応」

チェコ政府が攻撃的活動を継続するにつれて、ロシア政府からの応酬も激しさを増す。チェコ政府が表明した発言に対してロシア外務省のマリヤ・ザハロワ報道官がコメントした。
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先にチェコのアンドレイ・バビシュ首相はプラハのロシア大使館職員らが2014年に起こった武器庫の爆発に関与したとして、該当する18人の職員を48時間以内の国外追放処分とした。

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ザハロワ報道官はRBKチャンネルの番組に出演した中で、チェコ政府による批判と外交官の国外追放処分についてコメントした。

私はこれをチェコ・サイドからの攻撃的で敵意に満ちた行動と呼びたいし、それに対して我々は然るべく対応する。プラハは二国間関係を破壊する道に足を踏み入れ、いつまでその道を突き進むのか……彼らが破壊的活動と政策をとればとるほど、その分だけ応酬を受けることになる。

また、ザハロワ報道官は、現代史において「これほどの虚偽と互いに矛盾する仮説」を耳にしたことはなかったとして敢然と抗議したほか、チェコの武器庫爆破を巡る政府の言動については「老人の戯言」とコメントした。

また、ロシア大統領府もチェコ政府の表明について、事実無根として抗議している。

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チェコでは2014年、南東部ズリーン州ヴルビェティツェ地区で武器庫が爆発する事件が起こり、チェコ政府はロシアの外交官らがこの事件に関与したと見ている。

チェコでは反露意識が高まっており、プラハのロシア大使館前では19日に抗議活動が行われ、100人近くが参加した。抗議活動の参加者らはロシアを批判するプラカードを手にしていた。ロシア側は対抗措置としてモスクワに置かれたチェコ大使館の職員、20名を国外追放処分とした。チェコ政府のヤン・ハマーチェク内相によると、この処分によりチェコ大使館は事実上、機能停止に陥ったとのこと。

チェコ・メディアのセズナム通信によると、チェコ政府はさらなる対抗措置として、国外追放処分の新たな対象者を近く発表する見通し。

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