新型コロナウイルス

インド「黒いカビ」真菌感染症 眼球摘出も

インドでは新型コロナウイルス感染症を背景に「黒いカビ」として知られる真菌感染症「ムーコル症」が流行。すでに国民の60%が感染しており、両眼あるいは片眼の摘出の必要に迫られている。
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医師のアクシャ・ナイル氏によると、脳感染のリスクが高いことから、唯一の治療法は副鼻腔および眼の切除手術になるという。

コロナのパンデミックに喘ぐ印ニューデリーで「黒いカビ」感染者が急増
ナイル医師は、この病気の初期症状は鼻づまりや頬の軽いしびれ、眼の腫れや頭痛などに現れるため、感染していても医者にかかるのが遅れるという。Daily Star紙が報じた

「黒カビ」は新型コロナウイルスの集団感染および治療後に急速に広まった。新型コロナ治療でステロイド剤を用いるが、ステロイド剤が免疫システムを抑制し、真菌が通りやすくなるためだ。


先にインドのラジャスタン州とテランガナ州は、「黒いカビ(真菌)」として知られる真菌感染症「ムーコル症」の流行を発表した。インド保健省によると、感染者が増え続けている。

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