キットカットがロシアから消える? 議員がネスレ製品の禁止を提案

ロシア連邦下院議員のゲンナジー・オニシェンコ氏は、ラジオ局「ガバリット・モスクワ」で、食品メーカー「ネスレ」や「マース」、飲料メーカー「コカコーラ」の製品をロシアで禁止する必要があるとの考えを示した。同氏は、ロシア連邦消費者権利保護・福祉監督庁の元長官。
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オニシェンコ氏によると、ロシア人は正しい食事方法を忘れ、スナックバーやフライドポテトなどの「ジャンクフード」を摂取し、これらが体に悪い影響を与えているという。

食料価格上昇の理由の1つが明らかに=ブルームバーグ
同氏は、「私たちの子どもは、生まれたときからすでにこういった食品に依存している。メディアは積極的に広告を流し、莫大な配当を得ている」と説明した。

そのため、広告を制限するだけではなく、一部の製品を禁止する必要があると考えているという。

オニシェンコ氏は、「マースのチョコレートも、特別に精製されてつくられている。こういう製品は、遺伝子的記憶と一致しないのだ」と述べている。

先日、スイスのネスレ社が自社製品の60%が健康的ではないと認識していることが明らかになった。

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