新型コロナウイルス

インドでワクチン接種者でも感染する危険な新型コロナウイルス菌株が確認

インドでは、ワクチン接種を1回または2回受けた後にコロナウイルスに感染した人の多くが、3つの菌株を含む、SARSコロナウイルス2の変異株B.1.617系統により発症している。インドの医学研究施設オールインディアインスティテュートオブメディカルサイエンス ( AIIMS )およびCSIRインスティテュートオブゲノミクスアンドインテグレーティブバイオロジー (CSIR-IGIB)の研究を引用しインディア・トゥデイ誌が報じた。
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新たな変異株2種 インドで発見 新型コロナ
医師らは、インドでは接種を受けた人がワクチンによって予防されるはずの病気を発症する突破感染が63件確認されていると発表した。この場合、患者36人が接種を2回受け、27人が1回受けていた。

10人がワクチン「Covishield」の接種を受け、53人はワクチン「Covaxin」の投与を受けていた。感染者の平均年齢は37歳で、男性が41人、女性が22人。合併症を発症したものはいなかった。

菌株B.1.617は2重変異株として知られ、インドのマハーラーシュトラ州ではじめて確認されている。医師らによれば、この変種はインドにおける第2波の原因の1つとされ、最近では同ウイルス変種はさまざまな国で発見されている。

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