新型コロナウイルス

モスクワの感染拡大、過去最悪レベルに=露政府高官

モスクワ市、及びモスクワ州では新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最悪の水準に達した。ロシア連邦消費者権利保護・福祉監督庁のアンナ・ポポワ長官がテレビ局「ロシア1」の生中継で発言した。
この記事をSputnikで読む

モスクワ市、及びモスクワ州では、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多を更新している。これを受けて、ポポワ長官は市民の交流を最大限制限する必要があると指摘した。

モスクワ感染状況が急激に悪化 企業には最低3分の2の社員にワクチン接種の強制義務 拒否した社員は一時的な解雇と給与カット

ポポワ長官によると、感染拡大は20歳から49歳までの年齢層が中心になっているという。感染拡大の主な理由として、マスク着用など、予防措置に対する市民の怠慢を指摘した。

この状況を受け、感染拡大状況のモニタリングを各地域で強化するほか、必要に応じて規制措置を導入する考えを示した。

また、人との交流が多い職種に就く市民については強制的なワクチン接種の対象になると説明した。

関連ニュース

ロシア高官「コロナのようなパンデミックは今後も頻繁にある」

新型コロナで患者の2割程度に聴覚障害=露疫病研究者

コメント