新型コロナウイルス

オーストラリア 年末に向けた予防接種計画からアストラゼネカ社製薬を除外

オーストラリアは2021年の年末に向けた予防接種で英国とスウェーデンの企業アストラゼネカ社のワクチン「Vaxzevria」の使用を除外する。24日、政府の新型コロナ対策グループ責任者であるジョン・フルエン陸軍中尉が発表した。
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同氏によれば、アストラゼネカ社の製薬は徐々にワクチン接種の国家プログラムから除外され、オーストラリアでの生産が中止されることになる。これは、同製薬の接種による副作用から60歳以下の国民への使用が禁止されたことが理由とされる。

ファイザー/ バイオエヌテック製ワクチン、12歳以上に適している=WHO
フルエン氏は、オンラインのブリーフィングで記者らに対し、「今後、アストラゼネカ社製薬の接種を受ける可能性のあるすべての人は、第4四半期までに接種を受けることになり、国家プログラムではファイザー社とモデルナ社の製薬がより多くを占めるようになる」と語った。

また同氏は、2021年10月から毎週、当局は最大230万人まで米ファイザー社製薬の接種を予定していると強調した。同製薬はファイザー社がドイツのバイオエヌテック社と共同開発を行なったもの。米モデルナ社のワクチンは9月にオーストラリアへ供給される。

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