ボーヌ氏は、番組で以下のように語った。
「フランス領内への供給を許可するワクチンリストは、有効性において我々が信用するワクチンに限定される必要がある。現在、フランスや欧州などの国々で認められているワクチンは4種類だけだ。その他の多くのワクチン、特にロシアや中国製などのものについては、フランスはパートナーに『これらのワクチンに『ノー』と答えるように』と話している」
ロシア製の新型コロナワクチン「スプートニクV」は68カ国で承認され、その総人口は34億人を超える。同ワクチンは、国の規制当局が承認した数で世界第2位。
これよりも前、スプートニクVの安全性と有効性は、学術誌「ネイチャー」で確認された。世界で最もよく知られている医学誌「ランセット」でも、スプートニクVの有効性は91.6%と掲載されている。