以前、メディアは、ロケットの異常からテストが延期されたと報じている。
軍事機関は、10月21日にアラスカ沿岸のコディアック打上げ基地で行われる予定だった実験について説明を行った。
国防総省は、「この実験は加速装置の障害から行われなかった。実験で利用された加速装置は、極超音速兵器の開発プログラムの構成には含まれていない」と語った。
米軍は最低でも3タイプの極超音速兵器の開発に取り組んでおり、海軍用の標準的な高速攻撃兵器と長距離飛行タイプの極超音速兵器、空軍用の長距離飛行タイプの極超音速兵器がこれにあたる。
7月に米空軍は、空中発射型即応兵器(ARRW)の2回目の実験が、エンジンが起動しなかったことから失敗に終わったと認めた。1回目は4月で、その際、ロケットブースターにトラブルがあったとされる。
以前、米国防総省は極超音速兵器の開発を目的とした3つのテストに成功したことを発表した。
関連ニュース