今日宇宙へ出発の前澤氏ら 滞在先のホテルで日本語版『庭の芝生』で見送り

宇宙旅行に飛び立つ日本人の前澤友作氏と平野陽三氏は8日、滞在先のホテル「コスモナフト」を出発した。ホテルを出る際には、ソ連時代から活躍するロシアのロックバンド「ゼムリャーネ」の楽曲『庭の芝生』の日本語版の音源が流れた。リアノーボスチ通信の特派員が伝えている。
この記事をSputnikで読む
この時に流れた『庭の芝生』の1番はロシア語版だった。ロシア国営宇宙開発企業「ロスコスモス」によると、この音源は日本人歌手菅原奈月さんとロシア人ギタリストのヴィタリー・スンツェフさんの露日デュオ「Deai」がレコーディングしたものだという。
前澤友作氏
日本語バージョンが流れた際には前澤氏らが姿を現し、人々の歓声が上がったことから歌の部分を聴き取るのは難しかったという。歌の最後の部分とリフレインは、菅原さんがロシア語で歌っていた。
バイコヌール宇宙基地から宇宙船で国際宇宙ステーション(ISS)向かうクルーは、滞在先のホテルで「ゼムリャーネ」の楽曲『庭の芝生』で見送られ、バスで出発するのが恒例となっている。その後、クルーは宇宙服に着替え、打ち上げロケットへ移動する。
前澤氏が搭乗する宇宙船「ソユーズMS-20」は、8日16時38分(日本時間)、「ソユーズ2.1a」ロケットによりバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる。
宇宙旅行を控えた前澤氏と平野氏 ロシア語の勉強を始めていた
関連ニュース
宇宙旅行目前の前澤氏 「宇宙でやってほしい100のこと」の荷造りに苦労
宇宙カルチャー配信メディア「宇宙編集部」が創刊 宇宙旅行・平野氏の徒然日記も
コメント