新型コロナウイルス

WHO、異なるワクチンの組み合わせ接種の有効性を評価 新型コロナ

世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルスの異なるワクチンの組み合わせ接種について、その効果は同じワクチンを接種した場合と同等またはわずかに高いと発表した。
この記事をSputnikで読む
研究結果によると、初回または追加のワクチン接種でベクターワクチンChAdOx1-S(アストラゼネカ)とmRNAワクチンを使用した場合の有効性は61〜91%だった。なお、ベクターワクチンChAdOx1-S のみを接種した場合の有効性は43-89%、mRNAワクチンのみの場合は69-90%だった。
カナダ、チリ、スペインでベクターワクチンChAdOx1-SとmRNAワクチンを組み合わせて接種した場合の入院予防効果は95%超だった。
新型コロナウイルス
新型コロナワクチン 感染症専門医が頻繁な追加接種の影響について語る
先にWHOのハンス・クルーゲ欧州地域事務局長は、WHOと欧州疾病予防管理センター(ECDC)が実施した調査を引用し、新型コロナウイルスワクチンの接種によって2020年12月から2021年11月にかけて少なくとも46万9186人の命が救われたと報告した 。同氏によると、欧州および中央アジアでは依然として変異株「デルタ株」が優勢であり、新型コロナウイルスワクチンはこれまで通り重症化や死亡率を効果的に低下させることがわかっているという。
関連ニュース
HIV発見者、子どもへの新型コロナワクチン接種を呼びかける
米保健当局の専門家ら、J&Jワクチンの使用停止を推奨
コメント