新型コロナウイルス

COVID-19 新型コロナウイルスは体内すべての臓器に侵入、最大200日持続

新型コロナウイルスSARS-CoV-2は身体の大半の臓器、特に心臓や脳に侵入し、7か月以上とどまる可能性があるという。アメリカ国立衛生研究所が新型コロナ感染症で死亡した44人の遺体から採取したサンプルを分析し、研究結果をまとめ、明らかになった。
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論文は「Research Square」に掲載されており、その中で「脳全体領域をはじめとして、多くの人体領域において持続的なSARS-CoV-2リボ核酸(RNA)が確認された。症状が現れてから最大230日間、存在している」と指摘されている。
本研究では、SARS-CoV-2は体内のほぼすべての臓器で確認された。軽症や無症状の場合でも、ウイルスは体内で「広く拡散していた」という。
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一方で研究チームは、ウイルスは肺の外では深刻な炎症を招かなかったともしている。
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