ビタミンCで11種のがんリスクが低減

ビタミンCを定期的に摂取することで11種類のがんのリスクを低減することができる。こうした研究結果が学術誌「栄養学のフロンティア」に掲載された。
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研究では、ビタミンCのがん予防効果を詳述した科学論文3562本が調査された。その結果、ビタミンCの摂取で多くのがんの発症リスクを著しく抑えることができることが結論づけられた。
研究者らは「ビタミンCの摂取は、乳がん、子宮内膜がん、食道がん、胃がん、肺がん、前立腺がん、すい臓がん、膀胱がん、子宮頸がん、神経膠腫(グリオーマ)がん、腎細胞がんなど、すべてのがんの発生率の低下と関連していた 」と指摘した。
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こうした一方でこの分析をはじめとして、ビタミンCのガン予防効果をうたう研究の多くは、ビタミンCを摂取した被験者が食品で摂ったのか、またはサプリメントを飲んだのか、その方法を明示していない。このためビタミンC摂取の正確な用量は現時点では特定できない。
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