シェルバコワはショートプログラム（SP）およびフリースケーティング（FS）合わせて255.95点を獲得。銀メダルを獲得したのはアレクサンドラ・トルソワ（17、251.73点）。3位には日本の坂本花織（21、233.13点）が入った。SPで首位に立ったカミラ・ワリエワ（15）は4位（224.09点）となった。
シェルバコワは試合後、記者団に対し「まだ何もわかっていませんが、自分の演技にはとてつもない幸せを実感しています。でも、自分の感情についてはなんだか空っぽで、自分や他人に喜びを感じることができません」と認めた。
シェルバコワは、五輪での金メダル獲得に向けて「長い間取り組んできた」とするも、「終わってしまったとは信じがたいです。これが現実だとは信じがたい」と語った。
銀メダルを獲得したトルソワは、試合後、悔しさから感情を爆発させ、「こんなスポーツは嫌い」「表彰式には出ない」と口にした。これに対し、シェルバコワは「彼女にはマスコミを通してではなく、言いたいことはすべて個人的に話します」とした。
また、4位に終わったワリエワについては、「カミラは最初のジャンプから、演技をするのがどれほど大変なのかが明らかだったので、非常に心配しました」と話した。
今後のキャリアについてシェルバコワは「もちろん、私はスケートをしたいという願望があり、フィギュアスケートをしていない自分を想像することができません。自分のキャリアがどのようになるかはわかりませんが、完全に終わらせる準備はできていません」と語った。
フィギュアスケートのエキシビションは20日に行われる。
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