ブリンケン国務長官は、ウクライナ情勢について「バイデン大統領は、戦争を防ぐ助けとなるのなら、いつでも、どんな形式でもプーチン大統領と会う構えがあるということを非常に明確にした」とコメント。
ブリンケン国務長官はまた、近日中に欧州でロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と対面での会談を行う意向を確認した。ブリンケン国務長官は「ロシアとの交流という面において、外交官としての私の仕事は、戦争を防ぐことができるかどうか観察し、あらゆる努力をすることだ」と強調した。
15日、プーチン大統領はモスクワでドイツのオラフ・ショルツ首相と会談し、ロシアは戦争を望んでいないことを強調。したがって、欧州における平等な安全保障の確保について交渉を行うことを提案した。
欧米諸国やウクライナ政府で、ロシアがウクライナに侵攻する可能性があるという疑惑が浮上している。ロシア大統領府のペスコフ報道官は、このような情報は空虚で根拠のない緊張を高めるものだと指摘し、ロシアは誰にも脅威を与えていないと強調した。またペスコフ氏は、このような発言を正当化するための挑発行為が起こる可能性を否定しなかった。
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