ウクライナでの露特別軍事作戦

ミンスク合意はもう存在しない プーチン大統領

22日の記者会見でプーチン大統領は、「ロシアは終始ミンスク合意の実現に関心を払ってきた。なぜなら合意文書は譲り合いの結果だったからだ」と語った。プーチン大統領は、ミンスク合意はこの先は存在しないと補足した。
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プーチン大統領は、ミンスク合意はロシアがドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国を承認するよりもはるかに前にウクライナによって「抹殺されていた」と指摘した。プーチン大統領は、合意を抹殺に追い込んだのは「我々ではない、これらの共和国の代表らではない。現行のウクライナ政権だ」と語った。
「もちろん、今やミンスク合意は存在しない。これら(編集注:ドネツクおよびルガンスク両人民共和国)の独立を我々が承認した以上、なんの合意を遂行するというのか」プーチン大統領はこう述べた。
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プーチン大統領はさらに、ロシアが承認したドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国とは、両共和国の各憲法が示す境界線におけるものであることを強調し、「その憲法には、(両共和国が)ウクライナの構成体であった当時の、ドネツク州、ルガンスク州の境界線が記載されている」と指摘した。
ロシアのプーチン大統領はモスクワ時間の21日22時半過ぎ(日本時間22日午前4時半過ぎ)、ドネツク人民共和国およびルガンスク人民共和国を承認する必要性を明らかにした。
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