ウクライナでの露特別軍事作戦

国連総長、プーチン大統領に「ウクライナを攻撃しないでほしい」

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は24日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対し、ウクライナへの攻撃を行わないよう呼びかけた。また、国連のローズマリー・ディカルロ政治・平和構築担当事務次長は、国連はロシアとウクライナの双方に対し、対話と外交手段によって危機を打開するよう求めると述べた。
この記事をSputnikで読む
ウクライナ情勢をめぐり、日本時間24日午前、国連安全保障理事会の緊急会合が開催された。
グテーレス総長は、「心の底から言いたいのは一つだけだ。ウクライナを攻撃するのはやめてほしい。すでにあまりに多くの死者が出ている。世界にチャンスを与えてほしい」と述べた。
ディカルロ次長は、国連安全保障理事会の緊急会合で、「(ウクライナの)ゼレンスキー大統領は少し前に外交努力を継続するよう訴えている。また(ロシアの)プーチン大統領もいつでも対話に参加する用意があると表明している。わたしたちはこのような努力を奨励する」と述べた。
またディカルロ氏は、国連の職員らは依然としてウクライナに留まっており、国民に対する人道支援を続けているとし、国民の安全を全面的に保障しなければならないと強調した。
関連ニュース
ウクライナ国家安全保障国防会議 全域に非常事態令を発令
ドンバスの子どもたち3万1000人以上が国境を越え、ロシア側へ
コメント