ウクライナでの露特別軍事作戦

露米関係は完全に破綻、露大統領への制裁を検討

ジョー・バイデン米大統領は露米関係が完全なる破綻を迎えていると発言し、プ―チン大統領個人への制裁も辞さない姿勢を示した。
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バイデン大統領は国民向けに行った演説の中で、露米関係が完全に破綻していると発言した。バイデン氏の考えでは殆どの国々がロシア指導部の行動に反対しているという。その上で「ロシアは冷たい日々を 迎えるだろう」と発言した。
ウクライナでの露特別軍事作戦
軍事作戦はやむを得ない措置=プーチン大統領
バイデン大統領はウクライナを巡る情勢で様々な提案を行ったものの、ロシアは全ての外交的努力を無視してウクライナに侵攻したとして批判した。
現時点でバイデン大統領はプーチン大統領との会談を予定していないほか、大統領個人に対する制裁も検討しているという。
バイデン大統領によると、プーチン大統領が目指しているのはソビエト連邦の復権だという。その上でこれを阻止するため、ロシア経済に対する大規模な制裁を発動することを明らかにした。バイデン大統領によると、制裁対象は宇宙開発にも向けられるという。米国は同盟国と協力して、ロシアが輸入するハイテク部品を50%に制限することを明らかにした。また、バイデン大統領はロシアの大手銀行に対する制裁も発動する。制裁を受ける銀行が管理する額は総額1兆ドルに達することから、ロシア経済に大きな影響を与えることになるという。
ウクライナでの露特別軍事作戦
北部チェルノブイリと南部オデッサの一部をロシア軍が制圧=ウクライナ首相
また対露制裁により更なる原油高が懸念される中、バイデン大統領は石油の備蓄をさらに開放することでガソリン価格の抑制を目指す姿勢を示した。
米国企業に対してロシア側からサイバー攻撃が加えられる可能性が指摘されており、米国はこれに敢然と対峙すると強調した。
またバイデン大統領は、米軍がウクライナ領でロシア軍と戦闘することはないと発言し、米国市民を安心させた。
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