ミジンツェフ所長は「あまりにも酷い事実だ」とし、「スームィ州の化学工場では、民族主義者がアンモニアや塩素の貯蔵施設を敷設した。ロシア軍と思しき部隊が街に侵入した場合、スームィ州の住民を大量に毒殺する目的だ」と説明した。
また、ミジンツェフ所長は「南部ムィコラーイウ州のコトリャロボ村では、民族主義者の過激派組織が結成され、有毒化学物質を使用した挑発行為に向けて準備している。ロシア軍と思しき部隊が接近すると爆破する計画で、有毒化学物質の入った容器はすでに地元の小学校に持ち込まれている」と述べた。
ロシア側は、ウクライナ政府によって計画された冒涜的な挑発行為について、事前に全世界や国際機関に警告した。ミジンツェフ所長は、もしも挑発行為が実行された場合、以前に何度も生じたように、再びロシア軍が非難されるのだろうと強調した。
ミジンツェフ所長は「これはすべて、米国指導部やウクライナを反露政策の手段と見なしている多くのEU諸国の直接的な支援を受けて行われる」と指摘した。
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