マクロン大統領は25日の欧州連合(EU)サミット後の会見で、次のように語った。
私は大惨事の中を生き抜いているマリウポリの市民を祈っている。このため、特別な人道作戦を開始することを決定した。これについてはプーチン大統領と数日以内に協議することが可能だ。これは、マリウポリからの避難を希望する人々のためのトルコおよびギリシャとの共同イニシアチブだ。
マクロン大統領は、既にマリウポリ市長やウクライナ政府関係者らと交渉を行ったという。
また、マクロン大統領は「我々は、透明性を持ってゼレンスキー大統領およびウクライナ政府等とのコミュニケーションを図っている。これを受けてロシア側と交渉する。できるだけ多くの国や機関にこの作戦に関わってほしい」と述べた。
プーチン大統領との会談について、マクロン大統領は今後48〜72時間以内に実施するとしている。また、人道作戦については「早ければ早いほどよい。数日中に実行する用意がある」と明らかにした。
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