ペスコフ報道官は、ベラルーシのテレビ局「ベラルーシ1」に対するインタビューで次のように語った。
米国人は今、注意をそらし、ごまかすなど、会話をいい加減な面にそらそうとしている。しかし、事実は自ずからはっきりしている。そして、これらの事実は我々の懸念事項であるだけでなく、きっとベラルーシでも、中国でも、インドでも、他の多くの国々にとっても懸念事項である。
また、ペスコフ報道官は、他国に存在する米国の生物化学研究所に関して、引き続き情報処理を行っていると述べた。
ロシア国防省は先に行ったプレゼンテーションで、米国が2億ドル(247億円超)以上をかけたウクライナの生物学研究所では、米軍の生物学プログラムに関与し、ペストや炭疽菌などの細菌が扱われていたことを明らかにした。ロシア国防省のイーゴリ・キリロフ中将(放射能・化学・生物防衛部隊長官)は、キリロフ中将は、ロシアの特殊軍事作戦の開始後、米軍の生物兵器開発プログラム継続に向けた資料は全て、すでにウクライナから移送されていると話した。
また、ロシア外務省のマリア・ザハロワ公式報道官は、ウクライナにおける米軍の生物兵器開発活動の事実を受け、ロシアは生物兵器禁止条約(BTWC)に基づく協議メカニズムの立ち上げの可能性を否定していないと述べた。
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