ラブロフ外相は、ドンバス防衛のための特殊作戦が、ロシアやその法人および個人に対する大規模な制限措置を導入する「西側の集団的な口実となった」ことについて言及した。
ラブロフ外相は、新華社通信のインタビューに対しこのように述べた。
「米国、英国、カナダ、欧州連合(EU)諸国では、ロシア経済の『首を絞める』という目的や、ロシアのさらなる進歩的発展を阻止するという目的を隠していない。この反ロシア路線は何をもっても正当化できないだけでなく、何の見通しもないことは明らかだ。プーチン大統領が指摘したように、ロシアはこの前例のない圧力に耐えてきた。もちろん、すべてのリスクを避けられたわけではないが、現在、状況は安定している。いずれにせよ、ロシアを弱体化させることにはならない」
ラブロフ外相によると、西側諸国政府は、対露制裁がすでに自国の一般市民に害を及ぼし始めていることを気に揉んでいない。一方で、米国や多くの欧州諸国の経済動向は悪化し、インフレや失業が増加している。
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